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作品紹介

 

男の子を、全力で肯定してあげる演劇


誰にだって、忘れられない思い出はある。
大学に入っていくつかの恋と、いくつかの裏切りを経験してきた。
僕は絶対にあの恋と裏切りを忘れない。このまま卒業したくない。

この大学に、僕が生きた証を少しでも残したい。
巷では女子会なるものが流行っている。
何がガールズトークだ、男の子だって言いたいことはあるんだぞ。osu
この思いのたけを、舞台に託して。


届け、男の子の思い。
僕らはオスである。

おはなし(あらすじ)

確かに僕は引きこもりだ。それは認める。
でもね、そこら辺の奴とは一緒にしないでくれ。
数か月前は働いていたし、彼女だっていたんだ。
これでももてるんだよ、僕は。
今死にかけている僕の、走馬灯。

当公演は引きこもりエンターテインメントです。
成人男子の都合のいい妄想が展開されますので、
あらかじめご了承のうえご鑑賞ください。

劇場概要

どこぞの小説家が言っていた。
「一人暮らしの真四角を作る黄金比、それは四畳半である」
二畳では少なすぎ、八畳では広すぎる。
完全な黄金比から成るその空間は、もはや小宇宙=コスモと称するにふさわしい。
四畳半はコスモである。
四畳半は人間の思考の塊である。四畳半
四畳半はパーフェクト引きこもり空間である。
走馬灯を語るに、これほど適した空間はないだろう。
脳みその内側を思わせるピンク色のドーム型球体。
四畳半劇場は、その内側にある。

団体説明

主宰:俺コンドーム付けない派なんだけど。
吉田:最低ですね。
主宰:なんか萎えちゃうんだよね。
吉田:その気持ちはわかります。
主宰:ところで君に団体名を付けてもらいたくて。俺ネーミングセンスないし。
吉田:前の話とどうつながりがあるんですか。
主宰:こういうことを、真面目に考えた演劇にしようと思って。
吉田:なるほど。でも一つだけいいですか。
主宰:なに?
吉田:コンドームは付けてください。
主宰:何で?そもそも欧米では避妊手段はもっぱらピルを使っていて(省略)

薄皮を通した先に触れたものは、男の理性か本能か。

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